スマホは小さなコンピューター

今や格安でスマホの購入が出来てしまう時代。ポケットサイズのパソコンなどと称されているスマートフォンは、ズボンや上着のポケットに持ち歩くことのできるコンピューターとして世界中のユーザーを魅了してきたようです。ではこのスマートフォンの起源とされるコンピューターは、いったいどのような研究の過程で誕生したのでしょうか。

コンピューターの歴史を辿るなかで、重要視されているのは通信技術の開発や進化であります。スマートフォンもネットに、つなげることによってその万能性や多機能性がさらに拡がりをみせているようなのです。最近では、日本国内におきましてもスマホ決済などといった形で、さまざまなシチュエーションでスマホのアプリを利用して物品を購入する人びとの姿も増加しているようにもみえます。

マホでつながる人びと

スマホなどを利用する子どもたちの多くが、リアルな対人関係に加え、スマホを介したネット上でも仲間づくりや友人関係に悩みをもつことが報告されているようです。そもそも人間が社会のなかで多くの人びととつながりを持ちたがる傾向をみせているのは、ネット社会における傾向に限られたことではないようなのです。

自分と同調できるような人びととつながりたいという行動は、自己愛的な表現にもとられ自分を取り巻く人びとから批判を受けたり攻撃を受けたくないといったような心理のあらわれであるのではないかとされているようなのです。子どもたちのスマホ利用の問題に限らず、お父さんお母さんのスマートフォンの電話帳やSNSで紐づけされた人びととのつながりを探っていきますと、このような皆さんの心理が垣間見られるかもしれません。

子どもたちのスマホ利用

スマートフォンを子どもたちに買い与えるべきでるかどうかを悩まれているお父さんお母さんのとしては、子どもたちがスマホを個人所有することで生まれる、親の目の届かない相手とのネットワークへの不安がよぎるようなのです。

携帯電話などが世の中に登場する以前であれば、子どもたちも家庭にある固定電話を利用することが当たり前とされ、茶の間やリビングいるお父さんお母さんが、子どもたちにかかってくる電話の内容をチェックすることは、それほど難しいことではないとされていたようなのです。現代におきましては、子どもたちがスマートフォンを手にすることで子どもたしを取り巻くネットワークを管理しずらい環境をうみだしていることが、子どもたちのスマホ利用への懸念となっているようなのです。

ネットとの付き合い方を考える

ネット依存症と診断される子どもたちの傾向として、スマホやパソコンが常に手放せないことから、食事の基本はインターネットを楽しむ時間を極力妨げないものとして、調理せずにそのまま食べることのできるスナック菓子やインスタント食品を好む傾向がみられるようなのです。

本人たちにとってはネットの世界での出来事のすべてとなってしまうので、リアルな世界での人とのコミュニケーションや日常生活のなかでの重要な睡眠、食事、運動などが疎かになりがちであると言われております。場合によってはトイレに行く時間も惜しんでスマホやパソコンの画面をのぞき込んでいる子どもたちもいるようで、依存症の問題とともに健康への弊害が懸念されるところでもあります。